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Sunday, 26 April 2020
ワイウクの地名の由来に登場するマーオリ族のリーダー、タマカエ
ワイウクは、ニュージーランドのポリネシア系先住民、マーオリ族、マーオリ人にとっても重要な場所で、自分はワイウクの中でも特にマーオリ人の多い区域に住んでます。マーオリ人の文化は関西人と割と似てて、とくにおばさんは、大阪のおばちゃんと通じるところが多くて親近感がわきます。町の名前、ワイウクといったマーオリ語は日本語と発音同じやし。
英語で Waiuku Riverとは言うけど、川でなくて干潮の時はほぼ干上がってしまう入江です。ワイというのは、マーオリ語で水、とくに流れる水のことで、海や湖以外は基本ワイといいます。
ワイウクには、その町の由来となった伝説があって、この土地の有力者の兄弟、タマコウとタマカエに、有名な酋長の娘とのお見合い話があったときに、酋長の娘が、弁舌家のタマコウではなく、農夫で、見合いの前にワイ(入江)の粘土(ウク)できちんと農作業で汚れた手を洗ってから会いにきたタマカエの方を選んだということになってます。
実は、この故事には別バージョンがあって、入江の粘土を手を洗うために使ったのではなくて、映画『プレデター』で、シュワルツェネッガー演じる少佐ダッチがプレデターの赤外線を感じる眼をごまかしたように、カモフラージュのために全身に塗りたくってきたという説もあります。この場合、優秀な戦士としてのタマカエを選んだということになります。
おそらく、タマカエは、農業にも軍事にも強い優秀なリーダーだったんでしょう。
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