Sunday, 26 July 2020

ワイウクのマタリキ・フェスティバル



ニュージーランドの先住民、マーオリ族のカレンダーでの新年は、南半球の冬至を過ぎて、マーオリ語でマタリキと呼ばれるプレアデス星団、すばるが夜明けの空に再び現れるのを区切りにしてます。この新年を迎える行事もまたマタリキと言います。

クリスマスが真夏に来てしまうので、ヨーロッパ系の人たちが六月の終わりにミッド・ウィンター・クリスマスと称してパーティをするのを見ていて、どうせならマタリキを祝えばええのにと思ってたんですが、マーオリ文化への関心の高まりもあって、近年はだんだんマーオリ族の人たちだけでなく、ニュージーランド人全員で祝うようになってきました。

特に今年は、夏の後半からの行事が新型コロナで全部中止になってしまったので、マタリキは国中各地で行事再開の格好の機会になったようです。

わが町ワイウクでも、地区の学校総出のなかなか賑やかな催しになりました。最後の全員でのハカはすごい迫力でした。